あざらし

The Soul: 繋がれる魂のあざらしのレビュー・感想・評価

The Soul: 繋がれる魂(2021年製作の映画)
3.5
「彼女の魂は転生出来なくなってしまうんです」

娑婆世界…現世には8つの苦しみがあるそうです。

ランタンフェスティバル。
遺伝子研究所長ワン邸の通報を受けて警官がやって来ました。またイタズラかと思いましたが、不安そうな女性メイドに案内されます。

案内について行くと、異臭漂う中、家の主人と奥さんの2人が転がっていました。

警官が近づくと、女性の身体が起き上がり…

検察官は骨の癌でしたが、奥さんには妊娠7週目の子どもが宿ります。

検察官は38才とまだ若く、脳転移が疑われて来年にも治療が行うことが出来ますが治療費はとても高いのです。

そんな時にワン氏の不気味な事件を担当することになりました。

ワン氏の前妻は精神を病んでいて陰陽道の中でも一番邪悪な宗教を信じていました。その宗教により魂を現世に縛り付けて、ワン邸を永遠に不幸にしようとしたというのです。

現代のオカルト?宗教?精神病?
と思いましたが、ストーリーはもっと奥深く不気味です。

二転三転する欲望溢れるストーリーにはオカルトではない内容がきちんとあります。

やはり人間は一生を生きるものですね。

「霊的な復讐か?」
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