OSHO

決戦は日曜日のOSHOのレビュー・感想・評価

決戦は日曜日(2022年製作の映画)
3.7
宮沢りえさんを改めて素晴らしい俳優だと認識しました。

自由奔放で、漢字も読めないバカさ、選挙違反をしても、あっけらかんとしている二世議員候補役、見事に演じきっている。

ただ、どんな問題発言やお馬鹿な発言をしても、ケロッとしている国会議員も結構いるし、
政治のコメディ映画だけど、案外、真実に近い姿なのかも…

そして、自由奔放な二世議員候補に振り回される秘書役の窪田正孝さんの演技も良かった。

ストーリーは…
与党国会議員の重鎮が倒れて入院したときに、衆議院は解散。
父の議員の要望?で娘が突如、出馬することになるも…その娘は自由奔放すぎて問題ばかり。
ただ、国会議員の父と秘書、地方議員、地元企業で汚職の輪が広がっていることを知ると、この不正の輪を食い止めるために、(すでに立候補してしまっているため)わざと落選しようとする。
そこで、傍若無人な態度をとったり、問題発言を繰り返すも、なぜか人気がでてしまう…
という政治コメディ。

宮沢りえさんの演技は良かったし、
日本映画では珍しく、ちゃんとした政治風刺のコメディ映画になっていて面白かったけど、
終盤の展開がちょっと弱かったかな…
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