バナバナ

決戦は日曜日のバナバナのレビュー・感想・評価

決戦は日曜日(2022年製作の映画)
1.5
病に倒れた衆議院議員の父に代わり、40代の娘の有美が地元で立候補することになった。
しかし有美は、演説はご立派な事が言えるが、中身が伴っていない我儘なお嬢様だったのだ。
有美に振り回される秘書たちのドタバタ喜劇…の筈なのだが、
持ち直った父親が娘のやりたい様にやらせてあげてくれと脅してくるけど、こんな証拠があったら、絶対に選挙終わってから特捜に逮捕されるよね。そこの覚悟はあったんだろうか?

それに有美って思考はリベラルな筈なのに、結局保守派が気に入る発言しかしていない。
ノンフィクションではなくフィクションなんだから、エンタメとしてもっと、空気を読まない有美に引っ搔き回してもらいたかったのに。
この過程だと、未来は暗いとしか思えなかった。
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