このレビューはネタバレを含みます
軽い気持ちで見始めたけどなかなかよかった。狂った選挙対策事務所に狂った2世候補者。「どっちもどっちだな」と笑っていたのも束の間、窪田正孝と宮沢りえがちゃんと人間になっていく。
4歳の娘や腐ったコーヒー、自分たちが腐ってることに気付かされる演出も潔く気持ちかった。
ズブズブの地域社会の癒着を壊そうと、落ちるための選挙活動をしていくのだが、思っていたほど支持率は落ちない。腐っていたのは世の中も一緒だったというオチ。
あぁ自分が生きてる世界は仕事は結構いやかなりまともなんだなぁと思えた。