宮沢りえが地方の国会議員の一人娘として、老いた父親の地盤を引き継ぎ、立候補するものの世間知らずで空回りする。
最初に宮沢りえが政治家としての理念を述べると、秘書から政治家みたいと言われるシーンが興味深い。
地元企業への公共事業など利益誘導型の「後援会」という地盤が継続できれば、かつがれる議員は、「後援会」の言うことを聞けば誰でもいいのだ。
そんな地方政治の構造をパロディーにした意義は大きい。民主主義てこれでいいの?
窪田正孝をはじめとする秘書の働き方がユニーク。選挙を情報戦とみなして問題を解決していく姿が生々しい。
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