nisui

ひまわりのnisuiのネタバレレビュー・内容・結末

ひまわり(1970年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

戦争から帰ってこない夫の無事を信じて妻が探しに行く話。
「切ない」とは聞いていたけど夫のあまりのクソっぷりに涙のひとつも出なかった。「戦争から帰ってこない夫、現地で家庭築いてた」こんな地獄ある?
命を救われた恩もあるし「君よりも大切な人ができた」とか言うならまだしも「戦争がすべてを狂わせた」みたいな言い訳がまじでクソの中のクソ。そんなの自分の胸先ひとつじゃん。「妻の元に帰る」という意思があれば間違いを起こしようがないでしょうが。
妻も散々絶望してようやく立ち直り完全に吹っ切れたと思いきや…結局踏みとどまったのは「我が子の泣き声」のおかげというね…。嫌いで別れたわけじゃないとそうなってしまうのかしら。
でもこれってきっと全然ありえるどころかさほど珍しくない話なんだろうなとも思うと本当につらい。
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