ふぁ

ひまわりのふぁのネタバレレビュー・内容・結末

ひまわり(1970年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

映画の中の舞台が非常に自然で驚いた
多少脚色してるとはいえ本当の日常生活をリアルに切り取ったようセットができていて完成度が高いと思う
でも話の内容はまだ私には早かったかもしれない
最初は無数にあるひまわりから一つのひまわりにフォーカスする。作中でアントニオはそこで自分は死んだと言っていたようにそのひまわりがアントニオなのかなと思った。最後に一つのひまわりから全体を写しそこに眠る人たちをひまわりで表現したのかなと感じた。
愛とはなんなのか
戦争は人を変えてしまうけれどそこのリアリティーが感じ取れなくてまだまだ学び足りないなと思った。
もっと昔見ていたら主人公が自分勝手やんって思ったかもしれない。過去に他人と共有した幸せを忘れてまで新しい目の前にある幸せを取らせるほどの戦争がどんなのものであったのか考えるきっかけにもなる。
そのリアリティーをあえて書かないからこそ見ているこちらに考えさせるのかもしれない。書かれていない余白込みでの映画だと感じた。
ふぁ

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