バーダー・マインホフ 理想の果てにに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「バーダー・マインホフ 理想の果てに」に投稿された感想・評価

極左組織ドイツ赤軍の、結成(1968)から初代指導者ウルリケ・マインホフとアンドレアス・バーダーの死までの8年間を描く。 2008年ドイツ製作。アカデミー賞外国語映画賞ノミネート。

ドキュメンタリ…

>>続きを読む
mh

mhの感想・評価

5.0

ドイツ赤軍初期の群像劇かつ実録映画。
ファーストカットはヌーディストビーチ。世は世界革命の真っ最中。
中盤は彼らの起こしたテロ事件の数々。新規メンバーとうまく交流がとれない終盤という構成。
1967…

>>続きを読む
大好きな映画。人生をここまで人に委ねられるのは、時代や文化の違いもあるだろうけど、一所懸命生きている感じがした。
かずい

かずいの感想・評価

4.2
70年代に起きたドイツ赤軍のテロ事件。最終的には内部崩壊していくのだけれども、政府の圧政を批判しながらテロを起こすことが正義なのか。
過激派は日本ばかりでなく当時の流行だったのかもしれない。

映画の中で印象的に映し出されるマインホフのある種の苛立ちが、どこかでカルト的テロリスト集団になってしまった彼らの「行動」が資本制社会や強権的国家がふるう暴力のやり方となんら変わらないのだということを…

>>続きを読む
ドイツ文化の課題で観た。ドイツ現代史の理解度が深まる。主要人物や場所などがそのままそっくり再現度が高い。
来夢

来夢の感想・評価

4.7

これは是非観て欲しい映画のひとつ。
正義と暴力の増幅。
悪だと思って戦争や争いを始める人はいない。みんな最初は正義のため。ただそこに振りかざす力があればその暴力はどんどんと膨張していき、次第にはだれ…

>>続きを読む
あの頃は全世界的な流れだったのか
何故、最終的には武力闘争になるのか
知りたい。

1960年〜70年代にかけて存在したドイツ赤軍の中心メンバーと関与した様々な事件を描いた作品。

ヴェトナム戦争への反発や行き過ぎた資本主義への反発などから世界各地で学生運動が起こっていたころのドイ…

>>続きを読む
>|

あなたにおすすめの記事