アトミ

バーダー・マインホフ 理想の果てにのアトミのレビュー・感想・評価

3.5
70点

正に「理想の果て」だね。

現在の日本のあの政党やこの政党見てりゃ、昔から「理想郷の域を脱してない」のが笑える。
「極」なら尚更。
もうコントの域。不条理コント。
だから面白いのだろうね。

暴力には暴力で立ち向かうという事も時には必要なこともあるだろうが、そもそもがバカだから仕方がない。
だから統制が取れないのも仕方がない。
2世代、3世代と「本質とは言えないもの」が受け継がれてしまったのも仕方がない。

そもそもが「祭り」なんだから。
早かれ遅かれ、結論は変わらなかっただろう。

時代の、または政治が産んだ被害者とも言えるかもしれないが、音楽で革命を起こしたボブディランで締めくくるのは何か違う様な気がするし、サントラで少し「カッコ良く観せる」のには少し違和感が残る。
コントで殺された人々はたまったもんじゃない。
アトミ

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