全寮制の女子高で降霊会を機に連続的に生徒が死んでいく。
主演のスキ・ウォーターハウスがクール過ぎてあまりビビってる感じが伝わらない。
ウォーターハウスはモデルだけあってクールで格好良いのだが、表情の機微が見られないので、そういう役どころ＝格好良ければいい、みたいなのをやればいいのでは？とも思う。
途中で大体オチが分かってしまう感じはあるものの、美人女子高生達の降霊会を見たい人には良いのかも。
原題“Seance”はまんま「降霊会」。
ちなみに70年代にこうした現象を信じない人達が集まって、架空のキャラクターを作り上げ降霊会で呼び出すという実験が行われている。するとその架空のキャラクターが降臨したとか。
日本で言うと「こっくりさん」。
科学的にはかつては不覚筋動とか、観念運動効果などと言われている。
降霊術中の参加者の脳が同期しているなどという研究もあるそうで、人間の脳の働きとはまことに不思議なものである。
そしてやはりLGBTエピソードが。
近年の欧米作品はとにかくLGBTエピソードが好きだが、もはや実際のLGBTの割合を超えてるんでは？とも思う。
ストーリー的な必然性を感じないものも多く、特に米でのリベラル/LGBTアクティビストの圧力が何となく伝わってきて興醒めする。
