たま

幸せは、ここにあるのたまのレビュー・感想・評価

幸せは、ここにある(2021年製作の映画)
3.0
ビリー・クリスタルおじいちゃんになったなぁ。

ビリー・クリスタル製作、監督、脚本、主演。人生の集大成として作った映画なのかな。
だからちょっぴり寂しい。

ビリー・クリスタルがベテランコメディ作家チャーリーを演じる。

出だしはコメディ色満載。ビリーらしくコミカルに、年の離れた女性エマとの奇妙な出会いが展開し、その後固い絆で結ばれていく。

ところがチャーリーは、認知機能の衰えが生じていた。
認知機能が衰えるというのは、身体の病気よりも恐怖を感じる。

かつて亡くした妻に対して悔恨の念と、病気への不安が入り交じる。

コメディで突っ走て欲しかったけど、家族との和解が結構安易で、お涙頂戴映画になってしまったのが残念。

ビリー、まだまだ行ける。次作に期待します。

ダサい邦題も何とかならないかなぁ。
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