さく

サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)のさくのレビュー・感想・評価

3.0
若い頃は、HR/HMとハロー!プロジェクト以外は音楽にあらず的な原理主義者でしたが、齢40を超えて、ようやくこうしたミュージックにも理解を示すようになりました。

私は、黒人でもなければキリスト教でもないので、「黒人最高や!」みたいな曲やゴスペル調の曲には乗り切れませんでしたが(凄さは伝わったが)、終始「うひゃーかっこいい」みたいな感じで見てました。映画館で見れたのは良かったけれど、もっと音をデカくした爆音上映みたいなので体感したかったかも。

我々日本人も、凄すぎるもの(歌)を見た(聞いた)ときには、「凄すぎワロタw」みたいな感じでワロてしまったりしますが、このライブ映像でも観客のリアクションでそういうのが結構見られたのが興味深かったです。こういうリアクションは人種の違いを超えて万国共通であるのかと。

ウッドストックにもこのフェスにも両方出ていたスライ&ザ・ファミリー・ストーンが最強? 比較的まったりしっぽり鑑賞していた客もスライのステージではテンション上がりまくりでしたね。今、日本でサマソニとか出ても間違いなく盛り上がるでしょ? ダンス・トゥ・ザ・ミュージック♪ フェスにはこういうバンドが欠かせませんね。
さく

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