YoshitakaBaba

サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)のYoshitakaBabaのレビュー・感想・評価

4.2
アメリカアカデミー賞の授賞式が終わって実はあまり目立っていませんが、この作品がドキュメンタリー賞受賞しました。
地味に嬉しいです。
劇場では鑑賞出来なかったのでDisneyプラスにて鑑賞しました。
一度観て受賞したとお聞きしてもう一度鑑賞しました。
こんな映像が残っているのが凄いですね。
これと同時期にウッドストックフェスティバルがニューヨーク州の別の場所で行われていたと考えると素晴らしい時代ですね。

69年は結構激動の時代ですね。
68年にキング牧師が暗殺されて黒人の中では少しピリついた時代だとこの映画でも語られていました。
そんな中でのこのフェスティバルは黒人にとって色んな意味合いを持つフェスティバルであったのは間違いないかと思います。
当時このフェスティバルは無料。
そして6日間で30万にが参加したと言われています。
そしてこのフェスティバルはニューヨーク市警にセキュリティーを依頼したが拒否されたようでこれだけで事態背景が伺えます。
そしてブラックパンサー党がセキュリティーをしたと描かれていました。

出演者はとにかく大物揃い。
19歳のスティービーワンダーだったりニーナシモンだったり聞いた事ある名前や曲ばかり。
当日の黒人からしても最高のメンツですね。
そして彼らが歌う黒人の音楽は黒人の叫びである事がほとんど。
黒人音楽は色んな意味合いを持ちます。
自分は該当する人種ではありませんがとにかく感銘を受けました。
YoshitakaBaba

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