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誰かの幸せのspicaのレビュー・感想・評価

誰かの幸せ(2020年製作の映画)
4.0
親友カリーヌはもう完全に切った方がいいと思う。
パートナーの方もどうかな。
パートナー(や親、家族)は一番身近なだけになかなか切れないが、一番抑圧されてしまう存在なので、距離を置いた方がいい。
人の成功や幸せを妬んだり、邪魔したりするような人は自分の周りに置かない方が良い。足を引っ張る人は必要ない。
成長した自分に見合った人と付き合っていけばいいと思う。

映画だからデフォルメされているけど、現実世界でも自分がレアだったり、カリーヌだったりすることがあるだろう。ある意味仕方がないと思う。
カリーヌは気持ちがわかりやすく表面に出ているけど実際はもっと隠されていて、よりドロドロしている。彼女を見ていると、こうはならないでおこうと反省できるので良い。

今、思うに、レアよりも周囲の3人の方がよほど丁寧に描かれていた。ラストが綺麗にまとまりすぎていたのを不満に思ったが、大体の人が3人の側で、社会的に大きな成功が得られなくても、心がそんなに美しくなくても、自分なりの幸せ見つけて生きていきましょう!と言ってくれてるのか。

舞台が元になってるのかと思ったら、やはりそうだった。
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