胸が痛くて涙が止まらなかった。主人公と祖母役の俳優さんが素晴らしくて。それぞれの感情が流れ込んできて。激しく心揺さぶられた。主人公はどんな気持ちでふたりと暮らしていたのだろう。息子を包み込む大きな愛…
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伝えたいテーマははっきりと伝わってきて好きだった。
淡々としててガチャガチャしてないし、ピアノも良かった。
亡くなった恋人の息子やお母さんの面倒を見続けることで、恋人への愛情や執着、リークした事へ…
この映画、もうちょっと話題になってもよさそうなのにな…?
本作の撮影中に台湾では同性婚の法改正がなされたとのことで、そういう背景のある台湾だからこその説得力があるように思います。きれいごとに見えなか…
リーウェイの死も、シウユーの死も、ジエンイーただ一人に責任がある訳ではない。だが、彼はその全てを背負おうとしているように見え、胸が苦しくなった。
もしかしたら家族の繋がりとはそういうものなのかも知…
わたしは異常だ、と
間接的に理解させられる瞬間が無数に連続する人生の中で
あなたは異常です、って真正面から告げられる瞬間は
究極的には当人にしかわからない
角度、深さ、速さ、色あい、温度
をもって…
懐かしさ漂うアジアなインテリアにほっとする。
ジエンイーの置かれている状況は一見めちゃくちゃだが、夫が亡くなっても献身的に姑を介護する嫁と思えば日本人には理解しやすい。
どの登場人物にも様々な側面…
チェン・ヨウジエ監督の台湾アカデミー賞(金馬奨)三部門(最優秀主演男優賞、最優秀助演女優賞、最優秀オリジナル音楽賞)受賞作。
ある老婦人シウユー(チェン・シューファン)とその孫ヨウユー(バイ・…
回想で描かれるジエンイーとリーウェイが山に登ってる場面。ここでのジエンイーの告白。「君の奥さんに君がゲイ(正確にはバイ)だと教えたのは僕」これにショックを受けたのと高山病とでリーウェイは死んでしまう…
>>続きを読むひとり2021年7月鑑賞アジア4大悲劇.第2弾
【4大悲劇】
①少年の君
②親愛なる君へ
③ソウルメイト/七月(チーユエ)と安生(アンシェン)
④ SEOBOK/ソボク
なぜそこまで愛せるの?…
このレビューはネタバレを含みます
山といえば、ブロークバックマウンテンを彷彿とさせる。以前その映画を観た時に、自分に正直でいられる場所が「ブロークバックマウンテン」という感想を持っていた。まさにこの映画と共通している。
取調べをす…
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