「つげ義春ワールド ゲンセンカン主人」
つげ義春の漫画詰め合わせな映画化。
昭和ノスタルジック満載の雰囲気。この絵だけできゅんきゅんクるね！タイムスリップな感覚を味わえます。
佐野史郎や岡田奈々、川崎麻世やきたろうが出演。
つげ義春は名（迷）作漫画家でメジャーじゃないけど人気ありますよね。
特に印象深かった短編は「池袋百点会」のやつ。友達カッポーが行く所なくてつげのボロアパートに転がり込んでくる。
この経験ある人は、まぁあるあるの展開真っ盛り！
おいどんも昔、友人と友人の彼女が転がり込んできたなぁ。友人と彼女は朝から布団被ってラウンドワン…ファイッ！してるから、俺は朝起きてバタバタしながら風呂入ってスーツ着て「いってきまーす」言うたら
「こっちもそろそろイってきまーす」
とか言うて…やかましいわ！的なコントしてました。で、友人と彼女（キャバ嬢）が出て行ったと思ったら、彼女の店の後輩が何故か転がり込んできてて。仕事から帰ったら知らん子が部屋でテレビ見てたらそらビビるやん？
今日から先輩の代わりにお世話になりますとか言うから、いやいやなんでやねん！誰なん君は！？また奇妙な生活開始。
ほんで1ヶ月したらその子の後輩まで転がり込んできて3人で生活してたなぁ…
家事は全部俺がやってたし（女性の下着ってネット使って洗濯するのよねめんどくさい）、何もおいしい思いをしなかったけど良い思い出だった事を思い出した…（遠い目
監督は前にレビューした江戸川乱歩・恐怖奇形人間の石井輝男。奇形人間とは全くトーンが違う作風でなんでも撮れる凄い監督さんやね…素晴らしい！
ツ◯ヤではカルト映画扱いになってたけど、なんか楽しんで観れたなぁ。昭和アパート青春てな感じで。
「ゲンセンカン主人」の天狗お面👺は格闘ゲーム龍虎の拳のMr.カラテやんけー懐かしい！覇王しょーこーけーん！
