恋人とは、共通の趣味や価値観がキッカケだった場合、それがいつか無くなったとしても愛せるのか?を考えさせられる作品だった。
この台湾映画では、潔癖症のカップルが、片方が潔癖症じゃなくなったらどうなるのか?
というのが描かれていて、それが夢なのか、現実で起きてしまった事なのか分かりにくいところが面白い。
ただ、そこを紐解く仕掛けがちゃんと用意されていて、所々登場するヤモリとかの生き物のことわざがヒントになっている。これは監督が公式で言っているので、観終わった後も見返したり、よく考えたりして楽しめる。