【ゆきえのレビュー】
2021/8/29
ガツンと殴られたような感覚。
脅迫性障害の二人が
お互い理解し合える喜びを感じて
恋をする物語。
設定は振り切っているけど
共通点のある二人が自分たちは
とても合うと感じて付き合い出し
付き合っていく中で
変化に敏感になっていくと言うのは
共感や感情移入をする人も多いのではないだろうか。
なんだか初めて付き合った人とのことを
鮮明に思い出してなんとも言えない気持ちになってしまった。
子供だったなぁ。。
この二人も初めて他人を受け入れたからこそなんだろう。
最後のナレーションは悲しいけれど
成長を感じる。
でも経験を積んだとしても
あることだろうから
と言うか絶対あるから
相手の変化も自分の変化も
受け入れたり楽しんだり出来る人間でいたいなと思う。
そんな上手くいかなかったとしても
すれ違う前に自分の気持ちを伝える努力をしたいし
伝え合える関係を築きたい。
(結果、それが一番難しいのかもしれないけど笑)
なんて恋愛について強制的に考えさせられるような映画でした。
