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キース・ヘリング〜ストリート・アート・ボーイ〜のvjcortaroのレビュー・感想・評価

4.4
キースヘリングというアーティストのことはあまり知らなかったけど、当時の貴重な映像や彼と親交のあった方たちの緻密で膨大なインタビューを通して、彼のアートワークの真意やアイデンティティに触れることかできるドキュメンタリー。
白人であることの罪悪感、というワードが僕は一番グッときた。彼がゲイであるからこその物事をみる視点や人脈(ゲイは出会いが多いからね)が、彼の価値観をそういう言葉で形成したんだと思う。あとアメリカ文化を語るにはベトナム戦争やヒッピー、アンディーウォーホルは抑えとくべきだな。
インスタのない時代の反骨精神をまとめた記録映画、とても面白かったです。
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