韓国で発表された、日本国内で起こった未解決事件の証拠映像群。
果たして、あまりに恐ろしいその証拠映像は真実なのか、偽物なのか。
驚愕の真実が未解決事件の真相を暴く…。
未解決事件の真相を暴き出す『未解決事件流出証拠検証記録「遺物」』シリーズ。
未解決事件流失証拠検証記録というサブタイトルにつられて観てみたが、最初の数分間見ただけで作り物だとすぐにわかった。
登場人物の台詞回しや、本来モザイクをかけなきゃいけない人物にモザイクが無かったりと、明らかに【嘘】って感じです。
あまりにも下手な演技とシチュエーションのありえなさで、騙されたい気持ちを抱きながら遠慮がちに観てみました。
いうなれば、放送禁止に心霊現象を足したみたいな。
心霊現象なだけに性質が悪く、ラストも残尿感たっぷりな作品に仕上がっている。
結局は『こんな事がありました』という報告を観客に見せただけで、作品を観た人にしたら、「だから何?」って言いたくなる。
だが、日本が舞台だけに妙に怖さを感じた。
ウソっぽさがかなりあるが、このジャンル好きなら楽しめます。
以下は各作品の感想です。
VOL.1「遺品」
誰も借りていないはずの部屋の鍵が開いていて、出入りが自由という状況は無茶があると思う。
そして女子大生の片割れが無意味にヒステリックで、変なタイミングでキレるのが逆に怖い。
VOL.2「呪いのエレベーター」
オープニングでいきなり男性が殺されるんですが、そこは雰囲気的に怖い。
心霊よりも主人公女性の異常振りの方が際立ち過ぎる。
VOL.3「トンネルに消えた子供たち」
オープニングは男性の鼻血シーンからスタート。
ラストはたぶんわかりやすいんですが、ちょっと途中の展開がよくわからず、何とも言えない印象。
GyaO!にあったのはここまで。
どうもこの3作が初期シリーズらしい。
後にVOL.4、VOL.5、スピンオフが発売されたらしいです。