レネリー

屋敷女 ノーカット 完全版のレネリーのレビュー・感想・評価

屋敷女 ノーカット 完全版(2007年製作の映画)
4.0
劇場にて鑑賞

これまたカミさんと観に行った鬼畜。書き忘れていた。
フレンチホラーは今も色褪せないほど、傑作が多いが本作は水準を遥かに超える最高の映画だ。

フランス産スプラッターホラーは異常なまでに血生臭く、ホラーとしては一級品に成り下がる印象だがその期待をはるかに上回るほど壮絶な展開が繰り広げられる。被害者は妊婦という1人の人間で2倍の緊迫感があり、ハラハラドキドキが止まらない。
この不条理な暴力と殺意、短い尺なのにこの幸福感と言ったら…。

この作品を映画館で観れたことがなによりも感動。
セル版を所持しているので、無修正版を知ってはいたが、これを機に再販売とBlu-ray化を深く希望する。

やはり中盤の警官ゾンビみたいなのはよくわからんが、監督の意図がゾンビ映画を作ってみたかったというような娯楽要素すらもいい味が出ている気がする。
やはり最高のフレンチホラーだった!
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