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ベネデッタのandardのレビュー・感想・評価

ベネデッタ(2021年製作の映画)
3.9
実在したとされる17世紀イタリアの修道女の話。

本物なのかどっちなのかなというサスペンスとして楽しめる。
ただ主人公の主観視点すらも、もしかして嘘なのかもと思わせてくるので、だんだん語り手の信頼が揺らいでくる。まあ探偵ものではないからいいんだけど。

バーホーベンの映画だから言ってもしょうがないんだけど、性的なシーンは、性的な感情を惹起するし、本当にこの俳優は受け入れてるんだろうかなど、考えてしまうのでノイズになる。

想像だけど、実際のキリストも本当だか嘘だかわからないようなエピソードが沢山あって、それに色々と尾ひれがついて神格化されたのかなと思った。
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