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ベネデッタのhydrangeaのレビュー・感想・評価

ベネデッタ(2021年製作の映画)
3.8
神の声を聞いたとか、それは神の思し召しだとかって、他人にはジャッジできない内容を信じ込ませるために、こっそり聖痕を作るベネデッタ。性に目覚めると、快楽を極めようとするベネデッタ。たいへん人間的なのだが、いちいちど迫力なので、つい神がかって見えるのだった。
シャーロット・ランプリングが敢えてこの役で、女優魂を見せてくれた。若い頃の代表作が『愛の嵐』だったことを考えれば、躊躇するような役どころではないだろう。最近はおとなしいお婆さん役ばかりだったので、面目躍如感ある。
教皇大使がイケおじだと思ったら、ランベール・ウィルソンだった。
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