実話に基づくと言ってるからには基本的な流れは事実なんだろうか。
だとすれば彼女は本当に神の声を聞いたのか悪どい狂女だったのか。
物語では後者に寄せてはいるが寄せきれない描写も描いているので観る側としては最後まで目が離せない。
決して欲にまみれている訳ではないし、何かを企んでいる訳ではない。
実際に神の夢を見た時から彼女は思い込みが激しくなった結果なんだろう。
と、結論付けてしまいたくなる。
17世紀と言えば日本では徳川の時代。
（だよね？）
キリシタンへの迫害があった時代だ。
常々思うことは、何故こんなに節穴だらけの宗教が世界中に広まったのかってこと。
そのヒント的なものがもしかしたらこの物語にあるのかもしれない。
や、信者の皆さん、心からごめんなさい。
キリストや釈迦が望んだ信仰の姿をしているのかってこと。
