時代背景と偶然と嘘が巻き起こしたお話なのかな、と思いました。誰もその目でその場で確認できていないので、本当か嘘かさえハッキリしない…。ベネデッタの幻視や聖痕が巻き起こす騒動を描いた作品です。実話を元にした話しだそうで原作があるんですね。翻訳出てないそうで誰か翻訳して出版してくれないかしら…。キリストの幻視を見るなど自分の妄想が強く反映されてしまっただけのような気がします。そもそもキリスト教は同性愛はご法度。キリストの幻視を見ている筈のベネデッタが、バルトロメアが誘惑してきた際に拒絶しないのはおかしな話しです。悪魔の所業だ！とはねつけるべきところなのに…。こんな話し80過ぎにして作ってしまう監督、凄いですね。キリスト教なんて茶番だぜ、と言いたいのか他の意図があるのか？どうなんでしょうね。
