このレビューはネタバレを含みます
W座鑑賞。
翌日早起きせねばならず、観る気ほとんどなかったのにテンポよくてつい観てしまいました。
実話ベース。
ジャンルはエログロなのか?
かなりの高齢でも映画を撮り続けられる監督勢…凄いです。
昔はもっといろんなことがあったんだろうなぁ。
ちょっと偏った表現になってるのかな、普通の人目線が少ないかも。
修道院に入る前から信心深いベネデッタ。
17世紀のこの頃はこんな感じで育てられる人もいたのね。
バルトロメアの人生もなかなか悲惨なところだけど、もっとむごい人生だった女性も沢山いたのかな…。
いきなり鳥のフンを強盗に引っ掛けるとなぜかそれにウケて金目の物を返す優しいお兄さん達から始まり、祈っただけで石像が倒れかかってくる謎の奇跡(しかも怪我なし)からあっという間に18年。
妄想なのかキリストが見せるビジョンなのか、ジャンヌダルクのようなイマジネーションか、思い込みか。
でも結局自作自演だったり、嘘をつかないと納得できない部分もあったり。
最後辛い人生を送ることになっても修道院
当時ペストは空気感染ではなく感染するのは気持ちとか信仰心の問題だったのか、それとも感染者から何かを介せば感染るとわかっていたのか、にしては無防備すぎるしなぁ。
教皇も元院長もなかなか残虐でした。
覗き穴はすぐ気づかれそうでしたが、ちゃんと機能しましたね。
結局演技が上手いことと、信じる心があれば民を誘導できた時代。
それにしてもあの低い声は凄すぎたな。
逆にエクソシストみたいな神のフリした悪魔が宿ったかのようでした。
時々300のデカいやつみたいな違和感があったけど、地声じゃないよね…?そうであってほしい。
しかしあれはベネデッタそのものなのね。