あさきち

ベネデッタのあさきちのネタバレレビュー・内容・結末

ベネデッタ(2021年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

正義なのか不義なのか
善なのか悪なのか
全く評価しない映像で
じつにフェアな視点で描かれる

カトリックやプロテスタントにおける
男根崇拝における忌みが
17世紀においての倫理観(タブー視)なのだろうかという疑問もあったが
(ベネとバルトは実用的なものとして扱ってたし♡)

王都での教皇の第三妾との肉質な関係性を
男性性欲の免罪と
女性性欲の禁足を対比を優先し、
さもありなんという感じもする

コロナ下(ここではペスト下)は、
権力者による統制が各国で起こった訳だけど、
17世紀はローマ教皇による統制が如何に無力だったかというバーホーベンの鋭い考証が
サスペンスに歴史の説得力を与えてる
あさきち

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