このレビューはネタバレを含みます
正義なのか不義なのか
善なのか悪なのか
全く評価しない映像で
じつにフェアな視点で描かれる
カトリックやプロテスタントにおける
男根崇拝における忌みが
17世紀においての倫理観(タブー視)なのだろうかという疑問もあったが
(ベネとバルトは実用的なものとして扱ってたし♡)
王都での教皇の第三妾との肉質な関係性を
男性性欲の免罪と
女性性欲の禁足を対比を優先し、
さもありなんという感じもする
コロナ下(ここではペスト下)は、
権力者による統制が各国で起こった訳だけど、
17世紀はローマ教皇による統制が如何に無力だったかというバーホーベンの鋭い考証が
サスペンスに歴史の説得力を与えてる