去年見逃したって思ってたけどカンヌ公開2021年から2年もかかったあたりに日本の残念さを感じる。
宗教×権力×性とか、日本でなかなか買い手がつかなかったのかね…
17世紀に実在したベネデッタは熱心なキリスト教徒で修道女。
17世紀のイタリアでキリスト教という権力社会で権力を持っていた女性がいたことに驚く。
そして、レズビアンだったことを裁判にかけられて投獄されるというのも結局権力を欲しい人たちの欲だよね。
どこまで本当に実話なのかは定かではないけど、当時のやけに詳細な裁判記録とベネデッタの人物像に惹かれて映画化したくなった監督の気持ちははわかる。
2時間超えなのにあっという間だった。
