ヒロ

ベネデッタのヒロのレビュー・感想・評価

ベネデッタ(2021年製作の映画)
2.5
見たのを後悔するような、微妙な映画でした。
何なんだ、結論周りを目茶苦茶巻き込んだペテンの話か。
あとエロス。修道女の禁忌ってエロつきものだね〜。なんかエロ奮発って映画で、何なんだよこの奮発ぶりは?って疑問を感じて調べたら、氷の微笑の監督なのか〜!シャローン・ストーンですね〜。
エロス奮発しますね〜俺の真骨頂と。

セイラムの魔女裁判を元にした、クルージブルや、異端と糾弾され非業の死を遂げた学者ヒュパティアの映画アレクサンドリアみたいなのを期待してたので、がっかりだった…。
ベネデッタに全く共感できないし、応援する気も起きないのがネックである。
早く画面から消えてくんねぇかな〜、みたいな気持ちで見ていた。
実在の修道女の話らしいけど、何か同性愛に至る理由とか信仰と葛藤とか、なんかさぁ、『頑張れ〜主人公カップル!周りが今みたいに柔軟になってないからキツイよね…』とか、戒律違反、悪い事と知りながら純愛しているとか、そういった視聴者の同情の心を持ってけないから、どうにもこうにも…。
エロシーンやオッπポロリや、全裸の割合が多いせいで、何を伝えたいのかがぼやけてしまってるのではないか…。
個人的に盲目的な信仰の愚かさとか、宗教の上に個人が認められなくなる、上層部の腐敗とか…、そっちをしっかり見せてほしかった。
最初バルトロメアが来てから、幻覚を見始めるし、オカルト系?バルトロメアは実は悪魔なのかな?とか悪魔と信仰心の戦いの話かな…?とか思ったがそうでもなく…。(ある種超自然的な表現は無い形で、悪魔に取り憑かれ権力を登りつめたって意味なのか??)
とにかくベネデッタ嘘ついてる臭いし、(本当だと思い込んじゃってるのか…幼少からヤバい気質だったし…)とにかくあまり勧めません。
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