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COLA WARS / コカ・コーラ vs.ペプシのsingthingのレビュー・感想・評価

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コーラと広告の歴史。

味ではなくイメージで選んでいるんだということを強調するためか、ドキュメンタリーに登場する関係者たちにもペプシとコークを飲み比べさせていく。(大抵の人は当ててるのも、たまに外す人がいるのも面白い)

商品ではなく消費者を褒めるマーケティングが新しかったというようなことを言っていたが、逆にそれまでの広告を調べてみたくなった。

情報は食べ物で、摂取した分自分の体や気持ちに作用する。

広告関連の仕事をしていると、時々すごく嫌になることがある(自分の意思や思想なんてものは実は全然存在しないのかもしれない、ということに気付かされるから)。かと言って全てに緊張していては楽しめない。踊らされるのも楽しめたらいい。踊らせる人たちのことをよく見ておこうという気持ち。その方が面白い。


字幕版を見たあと吹替版をちらっと見てみたが、テンションが違いすぎてびっくりした。ナレーションでこうも印象が変わるものなんだなと思った。
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