このレビューはネタバレを含みます
ヤクザにカチコミかあ…
一回だけだよ
二人で生き残ろうね
帰ったらケーキ食べようね
"組織"の寮に入り、JKながらも殺し屋として活躍してきたちさととまひろ
高校卒業＝自立、で強制的に二人暮らし、
なおかつバイトもしなくちゃならなくて
ちゃっかり者のちさとにくっついて行ったのは、まさかのメイドカフェ
コミュ障のまひろは採用保留、見学していたけれど…
「ある用務員」のJKアサシンコンビ、リカとシホ。
鮮烈な印象を残した二人を演じた高石あかり、伊澤彩織が主演でまたしても殺し屋、となれば観るしかないでしょう
監督曰く"日常ほのぼの系殺し屋映画"
現役スタントウーマン、伊澤の目を見張るアクションと可愛い顔してマシンガンぶっ放す高石の絶妙なコンビネーション
「本業殺し屋なのになんでバイトしなきゃならないのかな」と言う通り
社会の壁にのらりくらりと立ち向かう
…いや、だらだらとおでん食べたりゲームしたりする"表の顔"とのギャップが最高
同じくメイドカフェを舞台にした"いとみち"とは真逆のテイストだけれど
萌え萌えイジりに笑ってるうちに
ヤクザの"多様性"目的の視察に巻き込まれて…
「社会不適合者なので社会で働けないです…」
ともすれば重くなりそうなまひろの一言でさえ
殺し一本でやってる人もいるから、
とあっさり受け流す組織の軽さが
この映画全体の空気の象徴かも
…とりあえず洗濯機に放り込む前に
ポケットから銃のマガジンは取り出しとこ。
