《日常×殺し屋×可愛らしい女子》
今年も残りわずか。
このままだと年内最後のレビューが『冷たい熱帯魚』のままになってしまう！
それは絶対嫌だ(笑)
更にキリ良く200Ｍark目の作品にもなるのでどうせなら映画館だなとなり、評判はめちゃめちゃ良くて気になっていた本作を観ました。
いやいや、久しぶりにミニシアター作品を観ましたが、ツボに入りっぱなしでした。
ホントにこれと言ってデカイ事の起こる映画じゃなく、
殺し屋と言う職業をザ日常で描いていてその描き方がすげぇ地味で面白いです(笑)
とにかく二人の何て事無い会話が映画の半分以上を占めてるんですが、
なんでか知らないですがずっと聞ける(笑)
ゆっくりなんだけど、センスのあるやり取りと言うか何か聴き心地の良い会話何ですよね。
色んなネタが盛り込まれていましたが、
思いっきり時事ネタが多くて、
今年観るのが一番面白い気がします。
(ドルチェ&ガッバーナの香水も絶対ネタだもんなｗ)
そしてもう一つの見所はその緩さと相反するガチの生身アクション。
キレがえげつなくて、ダルそうな二人がスイッチ入った瞬間にめっちゃカッコ良くなる所は観てて惚れます(笑)
アクションも日常も全てが塩梅素晴らしくて、
何と言っても主演の二人がめっちゃ好きになります。
何とかギリギリ劇場観賞出来て良かったです。
予備知識なかった分思う存分楽しめました。
最後にエンドロールでまさかTAKUMAが流れるとは思わなくてテンション上がったなぁ。
