平均スコアが高いので、『下妻物語』に迫る仕上がりを期待して鑑賞。中島哲也監督や『キック・アス』のマシュー・ヴォーン監督と比較したらシンプルだけど、おもしろ! 前述の2作が好きな人にはおすすめです。
まひろを演じた伊澤彩織さんてスタントパフォーマーなんですね。本職のアクションすごくよかったし、陰キャ好きなので共感した。「殺し屋なのにバイトに落ちる」って、コントでもいけそうなこのシチュエーションが謎に朝井リョウ感(今どきの青春感)かもし出してる。
ちさとはテンション高くてデタラメそうに見えて、ここぞという時に超真っ当な事を言う感じが完璧なギャル。髙石あかりさんは初主演にしてハマり役で、素晴らしい。みちょぱ以外に誰かに似てると思ったら、舞台で竈門禰󠄀豆子役を演じたと知り「それだ」と超納得。
個人的にはラバーガールの二人が出ていたのがうれしい。
ヤクザの親子がメイド喫茶に入るシーンは、声出して笑いました。笑わせる気満々ですな、坂元裕吾監督!