バイトの店長や先輩、取引先にいる嫌な奴の描き方が妙に生々しく、至る所に日常を展開させていて会話もユーモアに溢れている。固有名詞を散らしたりと、何気ない会話の数々が没入感へと変換されて、ワンセンテンスとしての殺し屋設定が上手くギャップとして活きている。
大きな組織を倒して社会が転換といった派手な映画ではないのだけど、彼女から見た社会の向き合い方、人生を生きることが彼女たちの世界であり、一歩ずつ前進する様に温かさがある。
アクションも邦画一なんじゃないだろうか。まひろが免許を取りに行く回を楽しみにしています。