べイビーわるきゅーれの河のネタバレレビュー・内容・結末

冒頭の妄想オチがあることによって、この映画全編が基本的なコミュニケーションのできないまひろの、普段触れている日常系アニメやアクション漫画を元にした妄想だという可能性が残る。実は自分は体術が凄くて殺人で生計を立てていて、自分をリードしてくれる同業者の派手な女友達と同棲していて、その女友達はTwitterの内輪的な愚痴にも同調してくれて、その女友達にはがさつで天然なところがあるから自分の手助けも必要で、その女友達が事件に巻き込まれてしゃあねえなあっていいながら助けにいく。設定的には何か嫌さがあるけど、現実とファンタジーの間のチューニングが絶妙で、あまりそういう嫌さを感じずに見れたし面白かった。