ak

べイビーわるきゅーれのakのレビュー・感想・評価

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)
2.7

Twitterで話題になっていたので!
役者の台詞を聞いて行間などを堪能する、というよりは「こういう世界観の雰囲気を楽しむ」という作品だったので、ぼそぼそと独り言のように呟くタイプの台詞が苦手な方は、冒頭から置いていかれそうだなと思いました。

殺し屋な元女子高生2人が、「普通」の世界に馴染もうとしつつ、本業の殺し屋で事件があり…というお話で、若者らしい悩みや言葉遣いやノリはリアルさがありました。主要の2人が対照的なので、最初から最後まで凸凹コンビですが、一緒に奮闘したり喧嘩したり、仲良くご飯を食べたりする描写はほっこりしました。

アクションが思ったより銃撃戦が多かったので、もっと肉弾戦が見たかったのと、ラストに向かっていくまでにもう一つぐらい大きなアクションシーンの見せ場が欲しかったなぁという印象でした。でも、殺し屋という仕事に誇りを持っていて、人を殺すことに全く躊躇いのない、2人のカラっとした性格だけは似ていて、共感度高めで良かったです。
ak

ak