女子高生殺し屋ってのと、殺し屋が社会に馴染む難しさという設定が面白かった。
まひろとちさとのバディモノではあるが、実際2人で戦うのはラストシーンくらい。しかも協力してって割に分業。だから、続編ではそこが描かれたらまた熱いかも。
ヴァイオレンスの描き方は結構さらっとしてる。それに対してキャラの軽さが際立っているから、ドラマに目がいく。
まひろの社会不適合者ぶりがなんとなく刺さる。言い方は悪いけど最近の若い子に多そう。
ちさともまひろ程ではないにしても、モノの言い方とかはズバズバ。KYっぷりが。
世の中、生きづらいと感じる個性的な人がたくさんいるから、彼らには良い薬になるかもしれない。是非殺し屋になってヤクザを退治して頂きたい。
全体的にテンポや作りは『メランコリック』っぽさがある。
インデペンデンス。大学生が作ったかのような脚本、なかなかでした。
ちょっと演技がなぁ〜とは思いました。そこは予算かけて大作つくるのとは違いますからね。
ただ、前評判が高かったからかそこまで自分の中でぶち上がるものはなかったかな。
予定調和ではあったかも。
そのあたりを続編で破ってこられるかは楽しみではあります。
