ゆる〜くも毒っ気のあるギャグとキレッキレのアクションのギャップが楽しい、青春殺し屋バディムービー。前評判通りアクションが素晴らしかったが、この映画を勝利に導いているのは兎にも角にもふたりのキャラクターだなと思った。
ちさとはいわゆる「残念美少女」系列だが、その残念ぶりが昨今の漫画アニメ等では見られないタイプでとても良かった。私は「セーフでございますわぁ↑（錯乱）」が大好きなので家で何回かやっています。
まひろはやはり熱々のラストバウトからの「疲れた〜…はぁ…疲れたよ〜」がとても可愛かった。あんなに強いのにへちょーっとした犬のような可愛さ…愛。
またケチャップ仁義ブチ切れ親分、可哀想な息子（ハイローの清史であった）、水筒妹などのゆるさも良い。もはやゆるキャラ大集合！という様相を呈している。まあこんなヤクザおらんやろと言われたらそこまでですが……漫画的な設定やあざとさも、キャラとギャグとアクションでいい感じに包み込んだのでよし！
久々に女女バディもので好きだ〜と言えるお話でした。もっとこういうアホっぽくて人間味のある百合増えないもんか。
