可愛い女の子が凄腕殺し屋として
華麗なアクションを魅せながら戦う映画なんて
どう考えても面白いやつじゃんと思って観たら
本当に可愛くてカッコよくて最高な映画だった。
まず端的にアクションがかっこいいのが素晴らしい。
近年の邦画だと「ザ・ファブル」や「るろうに剣心」など
素晴らしいアクション映画はたくさんあるんだけど
本作はそれらには予算的には及ぼない小規模映画。
でも上述の映画にひけをとらない、肩を並べるくらい
スタント畑出身の伊澤彩織の見事なアクション。
これだけでも十分に楽しい。
しかもそれでいて主役二人がとても可愛い。
凸凹なのにとても仲良しで
明るく社交的なののにブチ切れやすいちさとに
暗く内向的なまひろの可愛らしいコンビが
ぐだぐだと日常と殺し屋家業を過ごす様は
"正しく"タランティーノ・オマージュをした作品だと思う。
さらに良いのは95分というシンプルさ。
無駄なシーンを削ぎに削いだ
スマートさが良さに拍車をかける。
もちろん低予算が故の制約もあるだろうが
女の子殺し屋二人の手に届く範囲での
ストーリー展開で
無駄に規模を広げすぎてないのもとても良い。
続編も早く観たい。