Ester

べイビーわるきゅーれのEsterのレビュー・感想・評価

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)
3.9
映画の冒頭とクライマックスにド派手で素晴らしい質の高いアクションシーンがあって最高です。
アクション映画を見ていてよく
「いや、今撃てよ!」とか「何で隙だらけのチャンスにベラベラお喋りしてるの?」
と突っ込みたくなるシーンがよくありますが、今作にはその様なシーンが少なかった印象、
それだけでもう素晴らしいと思いました。


冒頭とクライマックス以外はかなりゆるくてかわいい日常パートな印象です。
(途中にもちょこちょこバイオレンスなシーンはありますが、ゆるさを感じるほのぼのシーンの印象、比率が多いです)
派手さとゆるさの緩急が非常に激しい作品だと思います。



ゆるい日常パートも退屈感が無く楽しめました。
随所に日常の「あるあるネタ」や「実際にこういう人居るよね感」を感じるので世界観やキャラクターにちゃんと血が通っているので見ていて楽しいです! 

現場処理の田坂さんというキャラクターの描写が最高w
1番感情移入しやすいかもしれません!
(Blu-rayには彼のスピンオフドラマ…というかコント「田坂の1日」が収録されているので田坂さんファンの方にはおすすめですw)


深川まひろ(金髪の人)役の プロスタントマンでもある伊澤彩織さんのアクションシーンがずば抜けて素晴らしい!

ガンアクションの撮影は役者さん同士の距離も離れているし当然偽物の銃なので危険はありません、更に銃声のSEや弾丸や血飛沫のエフェクトの追加で迫力あるようにかなり誤魔化しがきくと思うのですが、拳と体のぶつかり合いの肉弾戦は誤魔化しがきかないし怪我も伴う危険な撮影!
それを完璧にこなした 伊澤彩織さん…
かっこよすぎてときめいてしまいました…
かっこいい…

あんなに凄い肉弾戦は日本映画で見たことがありません!
というか、肉弾戦はジョン・ウィックのキアヌ様よりも攻めた撮影だと私は思いました!

ただ私的には日常パートよりもう少しアクションパートを見たかったですw


続編もBlu-rayを購入して鑑賞しようと思いました。

さらにパート3の公開&連続ドラマ化も決まったみたいでとっても嬉しいです!


初鑑賞
2023.5.6
2回目
2024.5.11
Ester

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