グリパス

べイビーわるきゅーれのグリパスのネタバレレビュー・内容・結末

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

JKが殺し屋なのが意味わかんないのと妄想で始まる訳わからなさがたまらなく好き
しかもアクションかっこよすぎる
殺し屋がバイト探ししてる時点でもうよくわからんしおもろい!
完全無気力で自然体すぎてこの世界観にすぐのめり込んでしまうほどごくありふれた世界に感じる奇妙さも素晴らしい
JKが現実で言いそうなこと言ってるリアルさと殺し屋だから社会を知らずに苦しんでる姿も上手く落とし込んでて面白い
1番いいのは2人のなんとも言えない距離感と生活感がこの映画を見ていて1番面白かった
極道の200万円をガチで受け取るシーンは緊張感と只者ではない感じを一瞬にして描いたのが凄すぎるしあそこが1番好き
出てくるキャラみんなが一瞬で心掴まれるくらい変なやつばっかで好き
殺し屋だけども悩むことは実社会に生きてる人と同じなのがすごく親近感湧くし和む
メイド喫茶にバイト行くのもだし極道が行くのも面白すぎた
極道がメイド喫茶に行くのがシュールでギャグかなと思いきや急に走る緊張感のこの緩急のつくりはほんとにえげつないと思った
緩急のつくり方がほんとに上手
息子コント芸人みたいで面白かったw
あとはなんといっても最後のキレキレのアクションシーンはマジで凄すぎる
あんなに迫力あるシーンを最後の最後に残すのはズルすぎる
殺し屋が自転車こいでるのも面白すぎたw
着飾らない演出のおかげで無機質になりそうだけどキャラの個性と会話から滲み出るギャグのおかげで唯一無二の雰囲気を出してくれるからたまらん
ケーキを一緒に食べるために2人がカチコミに行くのもほんとに好き
この作品はほんとに面白い
グリパス

グリパス