最高。
日常系殺し屋ゆるコメディがちアクション映画。
「一回だけだよ」えぐい、滅茶苦茶な愛、こっからの画面構成えぐいですマジ。
ガンアクション好き好きヒューマンなのですがそれもさることながら、フィナーレの伊澤彩織さんによるガチ格闘アクションがもーーーーーたまんない。
伊澤彩織さんの小柄ゆえに軽やかで華やかで、それでいて泥臭いアクションが癖になって仕方ない。一方で、したたらずなあまさのある声が印象的。
髙石あかりさんは肌が白くて目が大きくて、圧倒的なオーラがあるのに浮いて見せないそのナチュラルな演技力に脱帽。そして愛嬌、超キュート。
設定自体はあまりにもフィクションなのに、それがリアルへと当たり前のような顔をして溶け込んでいること。そこに説得力や納得感を持たせるさまざまなネタの散りばめ方、それらがこってりにもあっさりにもなりきらないような絶妙なテンション感。かなり巧妙というか。
特に全体的な登場人物のキャラクターらしさは、本来であればかなりグロさもあるこの映画を相当見やすくしていて、やり手だなと。
あとサブカル東京フィルム的な良さもちゃんとあるのでおもしろい。
ちさともまひろもほんとうにかわいい、あまりにもにんげんというかんじがして、そういういとおしさがある。
ほんとうによいです、ベイビーわるきゅーれ。エンディングまで見た。
