芽

べイビーわるきゅーれの芽のネタバレレビュー・内容・結末

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

「ふたりはプリキュア」みたいで曲かかってる状態の終盤は物凄くワクワクした。(ポップ調)

はー。だる。はい。殺しました。あとよろしくでーす。みたいな女子高生特有の何に対してもやる気を起こさないあの感じがリアルに殺しにも反映されてて良かった。

無駄に殺しをして田坂さんにダラダラ怒られてるのも、「だる」って態度で聞き流ししてるのも凄く「ぽい」なって思ったし、オンオフの切り替えの速さも結構好き。

割と正反対な2人だから相棒になれて、お互いの不足しているところをお互いがカバーし合ってる感じがしていい。
ラスト20分からは特に面白かった。
あんまりアクションが無かったのは残念って思ったけど、アクションをするレベルの敵がいなかったのか。
個人的にちさとちゃん好きだからもっとアクション見たかったかも。

まひろちゃんのアクション本当に凄かった。圧倒された。普段はボソボソ喋る様な感じで引っ込み思案そうな子が、激しく動く様子を見ると、ギャップ萌えする。

2人とも強いんだけど、やられるところはやられちゃうところもまたリアル。
「社会不適合者だからこの仕事やってる」良いね。社会に全く馴染めないまひろも、副業にのめり込みそうになるちさとも両方いい。

ただ1つ心が痛かったのは団子屋の店主。
幸せになって欲しい。

2024.12
芽