中目黒にあるチョコレート屋さんと、高品質なカカオを巡るドキュメンタリー。
中目黒のお店には一度だけ足を運んだことがありますが、ここまで拘りがあったりチョコレートの大会で認められているとは知りませんでした。
後半の、求めているカカオが見つかっただけでも喜びはあるものの国境を超えると輸入や安定した生産、貧困問題など確かにあるなと改めて考えさせられました。
自分もものづくりに関わる仕事をしていて、希望通りにいかないことも沢山あります。
世の中に出回っているモノたちは、色々な物流・工程・人の作業があって流通していることをもっとこのようなドキュメンタリーを始め知ってほしいし、より沢山の人が便利になっていく世の中に対して強く認識する必要があると思います。なんとなくは分かっていつつも、当たり前って怖いなと。
生産者だけでなく、消費者も理解することで何故この値段なのか等、納得した購買関係が築けると世の中のあらゆるものがよくなるかなぁ…
相手の立場も大事だけど、こちらの予算もあるし譲れないというのは生産者だからこそ凄くわかる。どちらの立場もわかるし、難しいけれど貴重なカカオがある環境に住み着いているひとたちがどうかより恵まれる仕組みになればもっともっと良いなも思います…(願っているだけじゃだめなのだけれども)
