とり

デス・レースのとりのレビュー・感想・評価

デス・レース(2008年製作の映画)
4.5
オリジナルの「デス・レース2000」は大昔に観たことがあるけど大筋くらいしか覚えてないや。
とにかく監督がポール・W・S・アンダーソンなので、これを観ずにはいられません!
いやー、劇場で観てよかった!!!
一生ポールについていくよ。
彼は私が格好良いと思うツボをグイグイついてくれます。お互い根底にゲームマニアの血が流れてるからでしょう。
とにかくどのカットもいちいちカッコいいんです。
ジェイソン・ステイサムをここまでかっこいいオヤジだと思ったことがないほどに。
音響も最高。大爆音で気分が悪くなりそうなほどお腹にズシズシきた。
構成も手際良く、タルい展開一切なし。
ほとんど全編アクション満載で無駄なくテンポよく。
こんなに大笑い&大興奮できるカーレースシーンもそうそうないと思います!
ザコ兄さんたちが惜しげもなくどんどん惨殺されていくのもかなり爽快。
凄まじくクールに紹介されてたのが余計に笑いを誘います。うまい!
手ぶれがやや多めでたまに目まいを覚えることがあったけど、非現実感っぽくてそれもまたよし。
とにかくベタボメしちゃいます、この映画。合わない人はとことん合わないと思うけど。
ツッコミどころ満載どころか突っ込んだら負ける、これすなわち観てるほうも闘いです。
暴走戦艦みたいなドレッドノートのシーンは映画史に残ってもいい~。
結末の持って行き方がショボショボなところもB級っぽくてOK!
MOVIX柏の葉
とり

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