ふせん

デス・レースのふせんのレビュー・感想・評価

デス・レース(2008年製作の映画)
2.8
舞台は2012年のアメリカ。経済が破綻し治安は悪化。収容数の増えた刑務所は民営化され、エンタメとして囚人による釈放をかけたデスレースが行われていた。

ステイサムという俳優に期待するものが過不足なく入っていて、展開の読めるストーリーでありながらも満足感があった。

暴力、車、レース、セクシー枠の女性。
そしてステイサムにタイリース・ギブソン出演となれば、ほぼワイスピなわけだが、他人を死に至らしめることに対しての罪悪感や葛藤が一切描かれないのが、舞台設定が活かされていてよかった。

改造車はマッドマックスぽいかな?無骨でオイルで鈍く光っているのが格好よかった。ニトロ積んでるのはやっぱりワイスピか。

突き抜けた個性は乏しいが、全体的なバランスがよく、期待されているものをきっちり見せてくれる優等生然とした作品だった。
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