このレビューはネタバレを含みます
先日、映画『こちらあみ子』を見てきました。
映画自体をなかなか見ないにもかかわらず、
久々に見たひと作品。
この作品は、今村夏子さんによる小説が原作となっていて、第26回太宰治賞を受賞しています。
あみ子役の大沢一菜さんは、オーディションから選ばれただけあり、あみ子なのか一菜さんなのか、といった演技でした。
考えさせられたことが多くて、
これから自分が子供が出来た時、どう向き合おうか。
今の自分の境遇がどれだけ幸せなのか。
なんて考えてしまいました。
全体を通して、
水を使った演出が多かったです。とてもネタバレですが、
あみ子の握りしめたとうもろこしからポタポタとたれる汁、暑い中母を待つあみ子から流れる汗、要所要所で入る水の音、最後の海の場面、
どんな意味があったんだろう。
印象的な描写としては、
ホクロのシーン。