はさみのり

こちらあみ子のはさみのりのネタバレレビュー・内容・結末

こちらあみ子(2022年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

あみ子を通して、
家族や周りとの人間関係を見ていく🎥

あみ子は発達障害と思われる。
でも作品にそういう文言は出てこない。
"風変わりな女の子"と。
会話も普通だし、
自分の事は自分で出来るので、
周りと同じ地域の学校へ行けてるが、
社会性や協調性は低い💧
行ってるというだけで、
全く溶け込めて無い。

周りの状況に応じて、とかは無理でKY。
家庭内でも学校の授業中でも
お構い無しに大声を出したり歌ったり。
制服だが1人だけ裸足で過ごしている。
当然友達も居ない、虐められたりの日々だが、
好きな男の子はいて、渋々相手されてる。
常に声掛けてグイグイいくあみ子。
まぁそれも最後は言い合いになり、、、😫💦

結構皆さん高評価なところ、
自分的にはう〜ん、、、
どう捉えれば良いのか💦
あみ子目線で観てたら納得いかない🤔
でも、ラストは泣けた😭
エンディング曲の歌詞にまた涙😭
めっちゃいい雰囲気で終わった✨
そんなラストの上書き感がなんとも、、、🤔


先ず、あみ子は毎日を一生懸命生きてる。
あみ子はいつも自分なりに考え、
何とかしようとする行動がいつも仇となる。
一緒に暮らす親も学校の先生も、
あみ子に分かり易く話したり、
説明してあげる人が誰も居ない😢
あみ子にとって、周りの事など、
分からないからもどかしいし、
観てて辛くなる💦

母の不幸な事も、
家族なのに父親はあみ子には話さない😓
母親は一旦は優しく接してたが、
父親同様、肝心な事やあみ子に必要な話は
何もせず、最終的に心労で寝込んでしまう😓
どうせ何を言っても分からない子、
くらいに思ってる💦 決めつけてる💦

トランシーバー、オセロ、
相手がいないと楽しめない遊びを好んでする
いつも1人のあみ子😢
友達を求めてるのに、、、
唯一の逃げ場の保健室でも居場所が無い、、、

唯一、坊主頭の同級生が話してくる。
幼い頃から口喧嘩したりからかいもされたが、
成長と共に、辿々しいなりに、
いつの間にかあみ子の理解者になってた。
だがその関係も
あみ子の引越しで途切れてしまう😢

時代的にもそんな昔の話でも無いし、
ボーダーや発達障害の子へも
色んな形でのサポートはある筈だが、
完全に学校がスルーしてる違和感💦
まぁそれを受け入れない家族もあるしな、と
この親を見てて凄く歯軋りを感じる😣

ベランダにオバケがいる、などと
妄想膨らましてたあみ子。
言われて周りは迷惑顔💦 
その後妄想が楽しい行進やピクニックに👻
ある時お兄ちゃんが解決してくれたんだけど、
お兄ちゃんもね、、、😵
あと、あみ子の気持ちもね、、、🤔

辛い気持ちになった時、
海の向こうでオバケ達👻皆んなが
"おいで、おいで"と手を拱いていた🫳
でもあみ子は"バイバーイ"と手を振って応えた👋
強いあみ子、大丈夫🙆‍♀️
これからどう生きていくのかが気になるが、
良き理解者に会える事を祈ってます🫰
はさみのり

はさみのり