悲しさと朗らかさが同居していて、鑑賞後、不思議な感覚になりました。
お父さんとお母さんのネグレクトはもちろん批判するべきところだけど、実際にあみ子のような子どもを育てることになったとき、自分はどうするべきかも考えさせてくれる、視界を広げてくれる映画だった。
あみ子のような子は、死を考えて生きることはないと勝手に思ってたけど、最後の海辺のシーンを見て、あみ子の頭の中に死という選択肢があったのかと思うと、背中がひんやりした。
「だけどちょっと、だけどちょっと、僕だって怖いな」でいろんな意味を想像してしまう。