これを「せつない」と表現していいんだろうか、といつも考えてしまいます。たぶんいつの時代にでもこんな田舎はあって、普通の家庭があって、それがちょっとしたきっかけで壊れて、残酷な日常が繰り返されて、そして主人公あみこのような発達障害を抱えている子どもは普通にいると思います。
これを爛漫と呼ぶには残酷で、かといって普通の人間にはなれない、これって一番残酷なことだと思います。
これを視聴者にぶつけることで何を表現したかったんでしょうね。
撮り方&魅せ方が秀逸な分、ずっと観れてしまうのがね、結局最後までしっかりと観ましたが、心には残るけど好きにはなれない作り方でした。
そもそも、あらすじにある「風変わりな少女・あみ子」という表現から好きになれないなぁ。
元は小説原作なんですけど、絶対に読まないだろうなぁ。